自分は数年前から父親が趣味で借りている畑の手伝いをしています。
手伝いの切っ掛けは 父は野菜を作る勉強や苗購入など好きな事は計画的に行動してますが、草むしりは殆どしません!借り地は一角を借り8名程で区画して借りています。なのでご近所さんに迷惑が掛かります、見た目も悪いです。
父は高齢になり、草むしりは確かに負担では有りますが、趣味で借りる以上は最低限のルールは守ってもらいたいですね、当時は草むしりをしないなら辞めろと話した事も有りますが、畑をせずに家でこもられても体調不良の切っ掛けになりますので、草むしりだけは手伝い始めました。
草むしりをして感じた事
自分は土いじりが好きだなと思いました。もともと花は好きで家の庭の花壇をブロックを重ね作ったり、母親の影響も有りますが、胡蝶蘭やシンビジウムの繁殖をしたりガーデニングをしていた時期も有ります。
一人暮らしの時も観葉植物を部屋中に置き、ミニチュアの寄せ植えもして遊んでいました。
休日は園芸センター回りをしていました。
花や植物が好きで個人的に趣味として土と触れていましたので、草むしりの抵抗は有りませんでした。
草むしり
草むしりは雑用になり、面倒ではあります、時間も使います。
ですので休日に時間がもったいないと愚直をこぼしながらの時も有りましたが、日に当たり、土に触れ育つ野菜を観察していると、気持ちが良いと感じるのです。自然の有難みを感じます。
ご近所さんも定年した方が殆どで毎日草むしりや、畑の手入れをして綺麗にしています。
父親の畑も草むしりをすれば立派な畑です。むしろ育て方を父親に聞きに来る方もいました。
なので、自分と父親が協力すれば立派な畑になります。父は10年以上やっていて高齢になりました。責める事は出来ません
種や苗を一緒に買いに行くようになり
種は何故それを選ぶのか、苗は何故ここの店なのか?一緒に居て父の拘りや経験を知り自分も少しずつ興味が出てきました。
当時はスポーツクラブに通っていましたので、休日は会社の仕事の残りやスポーツクラブと買い物で過ごす事が殆どでしたが、畑へ行く時間も日に日に増えて行きました。
苗を買い植える手伝いを始めると、気になるのです苗の成長が(笑)
夏場の水やりも父が畑に水を持っていくのが困難になり自分が持っていきます。当然水やりも自分の担当になります😂
手伝う分担が増えて
父は腰痛も出始め、耕すのもゆっくりで深く掘る事も難しくなり、土作りの手伝いも始めました。
くわやスコップで耕す💦 結構大変です。むしろ今まで一人でやっていたのにビックリです❕
当時は命令されてばかりでイライラしてやっていましたが、今は進んでやっています(笑)
父親が胃潰瘍で2ヵ月入院
父が令和2年1月に出血 胃潰瘍にて入院しました。自分は当時年末にうつにより会社を退社していましたので、入院準備やお見舞いが出来て丁度良かったと思います
当然自分もうつにより倦怠感で怠さは有りますが、自分がしっかりしなければと、殆ど毎日の見舞いや畑等が良いリハビリになったと思います。
父親に口頭で畑の事を聞き準備して、何故それをするのか、今必要なのか、畑の知識を身に付ける切っ掛けとなったと思います。
専門的な事は難しいので基本から
畑で作物を育てるには条件が色々有ります。今だに分からない事だらけです。
基本の土づくりから教えてもらいました、基本菜園は土壌づくりが大事だと言う事は分かります。
何故 苦土石灰を蒔くの?
日本の土壌は雨の多さから酸性になりがちで、石灰は酸性土を中和させてくれます。
酸性土は根が傷んだり、リン酸分を吸収しにくくなり野菜の成長が衰えます。
【注意】石灰の蒔きすぎでアルカリ性になると、マグネシウムや鉄が吸収されにくくなりますので、蒔く量も適当ではなく、一般的には1㎡に100g ひと握りくらいを目安にしています
石灰を蒔いた直ぐ後に苗を植えると根を痛めてしまうので、根付け作業の2週間前以上に混ぜて耕しておきます。
それから腐葉土や肥料等を混ぜて耕し治します。
耕す理由は土を柔らかくして、水はけと通気性をよくします。根腐れ防止と酸素を沢山吸収させる為です
最初は理由を知らず、なんでこんなに早く準備するのか面倒でしか有りませんでしたね
連作障害
同じ場所で同じ作物を続けて栽培する事を『連作』といい、生産量が減少する事が有る
父親が前回ここにスイカしたから、あっちだとか、今回トマト🍅ナス🍆はこっちだとか場所を支持する何故だ?
なんでここじゃダメなの?
同じ種類、品種の野菜を同じ場所で育てると土壌の成分や要素がかたよって正常に栽培できない状態
毎回耕し肥料あげるし大丈夫でしょ?
野菜によっては数年開けないと障害が出る物もあるらしい
連作障害に強い野菜 弱い野菜を覚える必要があるが 連作をしない様に計画すれば良い
【連作障害に弱い】
(ナス科)
夏野菜が多いです トマト🍅・ナス🍆・ピーマン・シシトウガラシ・パプリカ・サツマイモ・里芋・
(ウリ科)
きゅうり🥒・ゴーヤ・スイカ・ハヤトウリ・かぼちゃ・
(マメ科)
フライビーンズ エンドウマメ
(アブラナ科)
キャベツ・白菜・小松菜・ブロッコリー・カリフラワー
(キク科)
レタス・サラダ菜・シュンギク
【連作障害に強い】
(ウリ科)
かぼちゃ
(ネギ科)
玉ねぎ・ネギ・パセリ・アスパラ・
(アブラナ科)
大根
(マメ科)
エダマメ ラッカセイ
簡単に紹介しました、間違っているかもしれません💦
てか!覚えきれません(笑)
連作障害の原因
【土壌病害】
土の中には微生物が生息しています 植物は根から微生物の餌となる有機酸、糖、アミノ酸を分泌して微生物が増えます。
連作すると微生物の種類も偏り、生物の多様性が崩れ、特定の病原菌は増え土壌病害が発生します。
【線虫害】
線虫 野菜の根に寄生してこぶや根を腐らせます。「ネコブセンチュ」や「ネグサレセンチュ」が有り
線虫の一部です
センチュウは悪玉もいれば、悪玉をやっつける善玉もいます。
なので連作をすると線虫の善玉と悪玉のバランスが崩れ、線虫害が起きやすくなります。
【生理障害】
野菜が必要とする養分は、種類により異なります。
連作により土の中の特定の養分が過剰になったり不足したりと生理障害が起き野菜の体力が落ちて病害虫の被害を受けやすくなります。
野菜を育てるには連作をしない
父親からは、相性や連作不可を聞きますが頭に入りませんので、とにかく同じものを同じ場所に植えない事を頭に入れる。特に夏野菜は連作に弱いので気を付ける
基本夏野菜のトマト🍅やナス🍆、キュウリ🥒、ゴーヤゴーヤの、オクラ、スイカ🍉が上手に出来れば良し🤗と自分は思っていますので、夏野菜の配置をメインに考えています。
土壌作りは2~3週間前に準備する。
土も休ませる必要がある
まだまだ分からない事が多いです。
今回は準備の話だけでも知識が必要で計画をたてる事が重要だと分かり、簡単では有りますが記載しました。
個人の趣味程度の範囲での知識です。正解は分かりません、気候や天候、ほんの少しの植える時期で成長が変わります。
今はまだ父親の指示でやっています。自分の知識では、植える時期さえ分かりません
今後もメモを取り、本を読み勉強していかなければ、野菜が育ちません!苗を無駄にしない様に守って行きたいと思います。
病気以外の趣味やリハビリに付いても良いと思った事を記事にしたいと思います。
今回は静養中のリハビリでかなり貢献してくれた畑作業の一部のお話をしました。
ここまでお読み下さりありがとうございました。