うつ病になったら、休息だけが回復の近道

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うつ

自分のうつ病症状

自分は40歳後半でうつ病と診断された。
症状として最初に出てきたのは、睡眠障害でした。眠いのに、布団に入ると考え事(仕事の事が多かった)やイラつき、不安で寝れず、早朝にいつの間にか寝ている。実際の睡眠は2時間から3時間程度でした。それが2ヵ月以上続き、体力の限界が来ていました。

仕事は基本立ち仕事で、何度も倒れ掛けるほどの眠気と戦っていました。
自分はクローン病と言う難病の持病を持っていました。

クローン病に関しては別の記事で書いていますので、よろしかったら覗いてみて下さい。
クローン病とは

持病の悪化も原因のひとつで、製造業で働いていた自分は体力と睡眠不足による体調不良のピークで就労していました。
製造業とは言え簡単に休める現場や立場ではありませんでした。ぎりぎりまで頑張ったつもりです。

ある日突然症状が仕事中まとめて出ました。

  • 光が眩しく、焦点が合わない
  • 脂汗が出てくる
  • 手が震える
  • 胸が苦しく息苦しい
  • 音に敏感になる
  • 片頭痛

夕方の仕事中でした。さすがに身の危険を感じ、作業を中止して、上司に相談仕事継続が困難な為早退を希望して医者に行く事にしました。

病院へ

いきなりメンタルクリニックや診療内科に行く事は予約が必要で行けなかったので、数ヶ月前に睡眠障害で通い始めたスリープメンタルクリニックで受診しました。そこは、心療内科と精神内科も診れる先生でしたので、助かりました。

病院で受付する際には、脂汗と動悸でしゃべる事が出来ない程で受付表も手が震えて書けない程でした。

待合室で待ってる事も無理なのか?自分がおかしくなっていくのが分かるほどで、脂汗が止まらず、光は眩しく、全ての音が敏感に、誰かの咳払いでも、心臓が止まるかと思えるぐらい、びくびくして待合室で呼ばれるのを待っていました。

やっと呼ばれて診察室へ、先生は自分の症状や言語で、直ぐに休職手続きの書類を書き始めました。

自分は休む事は出来ないと言ったのですが、このまま職場に行って怪我でもしたら余計に職場に迷惑を掛けるよと説明して頂き、いきなり2ヵ月間の休職静養が必要と書類を渡され、薬も処方されました。

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自宅静養中も

仕事からの解放での安心は有りましたが、布団からは出る事も出来ず、症状は中々治まらず、ベットの上で怯えているだけでした。少しずつ症状が和らぎ、眼科、耳鼻科、に通い検査をしましたが、異常なしでした。

クローン病の再燃も有り、消化器内科にも通い、色々な検査をしました。とても辛い検査を沢山しましたが、静養以外に解決策はありません。薬の変更も無く、1ヵ月は寝たきりでした。1ヵ月過ぎた頃から布団の中でスマートフォンをいじる事が出来る様になり、うつについて検索しまくりました。

結果自分は許容範囲を超えて無理をしていたんだと知りました。

うつ病について

つ病の特徴的な症状は、強い悲しみや気分の落ち込みなど、いわゆる“抑うつ気分”や意欲や喜びの低下が現れることで。症状の現れ方は人によって大きく異なり、動作が緩慢になって反応が遅くなるケースもあれば、些細なことで怒りっぽくなるといった行動の変化が目立つケースも少なくないそうです。

また、うつ病はこれらの精神的な症状のみではなく、不眠や食欲低下、頭痛消化器症状といった身体的な不調を引き起こすことが多いのも特徴の1つです。自分は消化器に症状が出てしまいました。

【うつ病は脳の病気です。】

脳のエネルギーが欠乏した状態です。脳の神経細胞をつないでいる神経伝達物質の機能が低下していて、セロトニンやノルアドレナリンなどの機能が低下し、情報伝達に支障を来しているのではないか?と考えられ、SSRI(セロトンを増やす薬)などの抗うつ薬が広く普及し、一定の効果を上げています。

自分は仕事のストレスから、睡眠障害へそして持病の悪化で壊れた!

もう、気合や頑張りで何とかなる状態では無かったのです。普通でいられない、動悸、息切れ、発汗、光、音が過敏に、そして怠さ、身体が動かないのです。普通に会話も出来ず、横になってること以外出来ませんでした。

2ヶ月の休職が過ぎ、それでも仕事に戻る事が出来ず、、休職も延期して、半年後に退職へ...

一度壊れた脳は中々治ってくれませんでした。退職後は休息に専念しました。
仕事からの解放が良かったのか、少しずつ回復していき、TVを見たり簡単な読書も出来る様になりました。処方された薬の効果も有ったと思います。

動ける様になったら

退職して、仕事から解放され、ストレス軽減や薬により、食欲回復と動こうと言う意識が向上してきました。

まず始めたのは、朝日を浴びて、散歩する事からリハビリをして、買い物に出かけるリハビリを開始しました。そして無理せず休むを半年続けて、やっと次の仕事復帰などを考えられる様になりました。

急に動けなくなってから、1年間掛かりました。調べてみると、自分はまだましの様です。数年動けず働けない人もいますから。

とにかくうつに付いて調べてリハビリしました。朝日を浴びてセレトニンを作り睡眠の向上と適度な運動やストレッチで心のゆとりを取り戻しました。

睡眠薬のおかげで、睡眠が出来る様になったのが、一番の回復の原因であったと思います。睡眠は重要になります。

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これはダメ

  • 先ず焦りは一番駄目です。諦めて休むのです。ただ一日中寝れば良いのです。
  • もう大丈夫だと勝手に薬を止めるのもダメです。リバウンドは大変辛いです。
  • 確かに経済的な心配もありますが、治ったらまた働けますので、仕事の事は考えない
  • 周りの人とは比べない 同僚は働いているのに、自分は寝てるだけとかね

とにかくうつは心の病気と言う人もいますが、脳の病気です。れっきとした病気なのだから、待つしかないのです。だから専門医がいるのです。カウセリングをして言う事を守るのです。

自分は仕事復帰するまでの体調管理に1年半掛かりました。

うつを発病して結果

心も身体も休む!焦らない!専門医を信じる。世間から離れてみる。ネットで検索して調べる、Twitterやブログで同じ様に苦しんでいる人がいる。同じ様に苦しんでいる人の情報を得る。

自分だけが病気ではないと知る。SNSで情報交換をする。一番の励みは、うつで苦しんでいる人がSNSを通して発信している事が一番の情報知識となり。専門医への薬への質問や減薬など相談がしやすくなりました。

自分は1年半仕事から離れました。そして次への準備を少しずつ始めました。

一番は寝まくりました。朝の2度寝、昼寝、当たり前です。1日12時間以上寝ていました。とにかく頑張って壊れた脳を休んで回復させるのです。

時間は掛かります、家族や周りの人の協力も必要となります。

今回自分はうつになりましたが、理解ある職場での休職と、寝ているだけの自分を理解してくれた両親のお陰だと感謝しています。

どんな病気も苦しいと思います。生活のリスクも有ります。でも待って治すしかありませんでした。

難病で、うつにもなったから、新しい発見も有りました。病気での苦しみを知っているので、他人の痛みを感じる事が出来る様になりました。

だから次の仕事に人を助ける支える事が出来る介護職の道を選びました。痛みを知っているから出来る事が有ると思いました。

1年半仕事から離れましたが、うつの治療は続いています。完治は無いと思います。繰り返す事も学びました。

でも回復の目途が付いたら勇気を出して行動してみるのです。

自分は職業訓練校に通いました。それもブログにしています。

クローン病でうつが職業訓練校に通ってみた

うつ病が再発してしまった。

色々有りましたが現在介護職をしています。自分には合っている仕事だと実感しています。

いま、まだ寝ている事しか出来ない人も、いつかは回復できると信じています。焦らず、ゆっくりと治療に専念してください。

ここまでお読み下さりありがとうございました。

こちらからも情報交換で繋がれたら幸いです。
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クローン病&うつ闘病記