- 今回は自分の経験で感じた事 完全なる個人主観の話になります。
自分は発病してからの告知入社は派遣会社の一回だけである。
他にアルバイトを含め5~6回ほど転職しているが、IBD持病は告知していない。
当時は単純な理由だ、告知すると不採用の確率が高くなる。
それと告知入社したバイト先の個人経営社長に、心無い言葉を言われた事によるトラウマも理由の一つにもなっている。詳しくは後で話します。
採用面接時にIBDは告知義務があるのか?
現時点で病気の症状が業務に影響しないのであれば、わざわざ企業へ申告する必要はない。
厚生労働省では、「事業者は応募者の能力や適性のみを選考の判断基準とし、基本的人権を尊重して公正な採用選考を行う」よう企業に働きかけています。そのため、企業が業務に支障のない病気を採用選考の基準にするのは不適切。応募者側も、わざわざ履歴書に病気のことを書いたり、面接で自発的に持病について話したりする必要はないでしょう。
【参照】引用
「量より質」の新卒就活エージェント
https://careerticket.jp/
解りやすいので参照させてもらいました
同じ事を職安の難病サポータにも言われました。
自分達の病気は現時点で完治はありません。ですので病気との付き合いは一生になります。
病気には様々な症状があり、IBDは寛解と再燃を繰り返す病気です、再燃時は安静や食事制限、過労を避ける為の就労時間見直し(残業)など、重症時は入院治療も必用となりますが...
寛解期においては、薬と食事管理で殆ど健常者と同じ生活が出来ます。
症状には個人差がありますが、5~6年寛解期、10年寛解期と言った方も見受けられます。今の自分が働ける、担当医が就労可能であると判断したら自分は言う必要は無いと思っていました。
【持病を隠すことで】
「いつかバレてしまう」「バレたらクビになるのか」「皆を騙している感じ」と後ろめたさと、バレない為の努力はとても面倒でストレスの原因にもなりました。
告知して入社出来れば一番良いに決まっている、後々トラブルの原因にもならないだろうし...
持病を告知して 難病助成金の話をして面接に挑んだ事も有りますが
受かった事はありませんでした。
当然、雇用主が病気に気を使い雇う必要が無いし、健常者が面接にいたら、自分でも健常者を選ぶ、忙しいから募集する、そこで従業員が気を使うかもしれない人材を選ぶメリットが無い
助成金制度も有るが沢山の書類や会社側から毎月の報告義務で事務作業の負担が増えてしまうのだ、雇用主はトラブルの原因を避ける選択をするのは当然だろう‼
なので、告知しない 当時は自分も仕事への自信もあり、後で病気がばれてトラブルになっても、職安の指示だし!(^^)!
職安には病気を報告して医師の報告書も有り、告知義務はないと指示され、面接時に健康面や持病への質問が無かったら、あえて不安材料の報告はしなくて良いと言われている
何とかなると強気の姿勢でした😆✊
しかし
※ 毎月平日受診で休む必要がある場合は、報告は必要だと思います。
自分は休みたくないので、IBDでも診察可能で土曜診察のあるクリニックに移りました。
就活や仕事を続ける為に出来る事をやってみました。
採用面接時に病気や持病を聞かれたら
採用担当者から持病の有無について聞かれたら、嘘をつくのは避けるべきです。
企業側は「業務の遂行に関わる」質問で、以前に病気でトラブル❓や業務内容により、体力、交替勤務など体調管理が必要で現状働ける?直ぐ身体を壊し休まれても困る…
と判断したうえで質問をしていると考えられるので、それに対して虚偽の回答をして、入社後に嘘が発覚したら告知義務違反にあたる可能性があります。
持病について聞かれたら、正直に現在の症状を話し「勤務形態や就業規則に従って勤務できる」「問題なく仕事をこなせる」ということをしっかりと伝えた方が良いです。
自分はいつも…
先手を打って履歴書に、お腹が弱く月に1回土曜日に通院しています。現在薬を飲んでコントロールできていますと記載して、土曜日診察なので仕事を休むこともありませんのでご理解願いしますと記載しています。
すると担当者から、
薬でコントロールできているのですね、仕事内容は立ち仕事ですが大丈夫ですか?
ぐらいの確認で済んでいました。
今まで会社側から病気や持病に付いて詳しく聞かれた事は無いです。
もし詳しく聞かれたら、病気、持病に敏感な会社なので、後々面倒になると思います、病名を伝え 結果落ちたらそれで良いと思います。
持病を伝えるメリット、デメリット
【メリット】
持病を伝え採用されたら、それが一番楽だと思います。
通院や検査での有給消化、食事や業務内容、体調不良時での残業や同僚の協力も理解有ると思って自分を隠す必要が無くなります。
- 昼食事時も持病で小食でエレンタール摂取も理解されます
- トイレの近いのも理解されているはずです
- 業務内容や残業も徐々にステップアップすると思います
- 会社の行事参加や飲酒も理解されると思います
- 入社時は職場に事情が伝わっているはずなので、個別の話でも隠さず体調不良時は相談しやすいと思います
- 隠すと言うストレスがありません
- 昇給や昇格は遅いかもしれませんが、働ける場所がある安心感
【デメリット】
隠して入社時は、持病がバレない様に頑張ります… 残業や交替勤務等も健常者と同じ条件で就労します
- 昼食事時では突っ込まれます、なんで食べない、元気でないぞ!
- トイレが近いと、体調悪いのか?、毎回心配されます
- 数日で残業や業務内容も健常者と同じになります
- 会社行事や会食、飲み会などの誘いがあります
- 体調不良時では、持病がばれない様に頑張る必要があります、当然残業です
- 隠す、騙している?のストレスは続きます寛解期が続けば昇給や昇格もありますが、再燃して病気を伝えた時の対応や印象が悪い場合も有ると思います
クリック出来ます👇
告知入社してのトラウマ
25歳でIBD発病して、入退院を繰り返し、体調を整えてフルタイム勤務が出来る様になり、派遣会社に登録、当時は病気を告知しての就労が当たり前だと思っていました。
持病で再燃したら会社に迷惑を掛けてしまう、申し訳ない当然だと...
近場で製造業の採用が決まった。20代後半だったと思う。個人経営会社で社長がきびしく口の悪い方だが、そこは製造業では当たり前かな...
2.3ヶ月たった後で社長に言われた事は今でも忘れない、トラウマでもある
自分は良かれと思って、持病を告知お腹が弱く通院中と話して入社した
この会社の給料日は社長室に個人で呼ばれ現金手渡しの会社だ、毎回みんな説教されながら貰うので、不愉快な日になっている。
そこで自分は言われた(≧◇≦)
君は卑怯だ‼、お腹が弱いとか、持病が有るとか!
普通はかくして頑張るものだ!最初からお腹弱いからと言うのは男として恥ずかしい事でズルい事だと!
もっと残業して、頑張れよ! 君の様な卑怯な人間は成長しないぞ!
と嫌味を言われて給料をもらった💦
自分は会社に迷惑を掛けない為に告知した。そして持病が有ったので残業は控えたが、休まず、就労成績も悪くない、周りの同僚の評価は良かったので言われた事にビックリした!
告知した事により、バリアを作り弱いアピールをして逃げ道を作っているように思われている
幻滅したよ...頑張っているのに 告知した事により不安で目を付けられていたのだ
会社の為を思って告知したのが馬鹿らしく思えた...
実際 健常者と同じ環境で同僚よりもこなしているのだ...
言わなきゃ良かったと本当に悔しく思った(>_<)
病気告知が逃げ道を作って弱い人間だと...傷ついたね
そこで考え方が変わったのは事実だ
入社してスタートラインに立てなければ意味が無い
トラウマ以降は持病告知は避けた
仕事は結果を出せばよい🤨
自分は物を作るのは得意だ、製造業全般、もともと運動得意の人でもある、なので寛解期なら他の人に負ける気がしなかった😄
神経質の性格も人間関係をこじらせないようにフルで対応できる。
病気の告知をせず、通院のみ伝えて面接では90%以上の勝利を得ていました
希望職の会社に入らなければ意味がない、自分の価値も解ってもらえない…
でも入社したら頑張ったよ✊
クローン病は寛解と再燃を繰り返す病気だからね
再燃時のタイミングが、それまでの会社での積み重ねで今後の対応が変わると思ったから...
事実 入社後1年から2年での再燃は全ての会社で経験しました。再燃してない職場はありませんでしたね(>_<)
しかし再燃迄の積み重ねの、就労態度と人間関係が守ってくれました。再燃して持病を告知した後で責められた事は一度もありません むしろ気を使われ過ぎて困りました💦
持病が有るから、働ける感謝と再燃時の不安と人間関係の重要性を学び
結果❕ 何処の会社でも真面目に働き、人間関係を重視して働く事が出来たと思います。
転職の多さは、会社事情(倒産)や自分のステップアップでの自己都合が原因です。
病気告知後の解雇などは1度もありませんでした
採用面接時に持病を告知した方が良い病気もある
IBD クローン病は個人差も有ると思いますが、症状は下痢、下血、栄養障害による体力低下が殆どで、突然倒れる事はまれだと思います(貧血、腸管の破れや閉鎖)などで...
しかし病気によっては伝えておいた方が良い、緊急対応で助けてもらう病気もあると思います。
【自分を守る為です】
「てんかん」「心臓疾患」「神経性過呼吸」「パニック障害」まだまだあると思いますが、自分が知る限りでは…
「てんかん」などは突然倒れる、痙攣する症状があります。知らない人は対応できません、慌ててトラブルになる可能性があります。
「心臓疾患、過呼吸、パニック障害、精神疾患」などは、突然苦しくなりしゃがみ込み、しゃべる事も出来なく自分で薬も飲めない状態の人もいます。
薬を飲んで落ち着けば治まる病気もあります、「過呼吸」も適切な対応があります
自分を守る為、周りの人に適切に対応してもらう為に、発作時の対応策を伝えておくのは必要な事だと自分は思います。
クリック出来ます👇
ここまでの話も全て個人主観である事をご理解下さい
結論
クローン病 IBDを告知して入社出来れば1番良いとは思いますが、理解ある会社に巡り合うのは難しい世の中です、難病助成金制度も会社には助成金が入りますが、忙しくて募集を掛けた会社に持病持ちが入り、気を使わなければいけない職場の現場の同僚達はどう思いますかね💦
最初から目を付けられますよ、トイレも健常者なら気にしない事も、新人はトイレが近いんだってね、情報が先回りするとどのぐらい?と余計なチェックが増える気がします。
持病でどの位出来るの?
同僚からのチェックは厳しくなりそうですね(>_<)
病名は告知せず、お腹弱く通院中ぐらいの報告で仕事に就く事
製造業では自分は自信が有りました、入社してしまえば何とかなる思考でした
【告知せずに入社したら】
再燃時を考えて行動する。
- 真面目に働く
- 人間関係を早く作る
- 持病を隠すストレス軽減方法
- 昼食時や飲み会での対応も考える
- 仕事中心で休日は静養に専念する
(1年位) - 食事管理で再燃防止
我慢ばかりだとストレスが溜まると思いますが...
仕事が出来て収入を得られる喜びと感謝に気付いたら簡単でした。
【追伸】
会社には定期検診があります。医師にクロー病を伝えなければ解りませんでしたね、自分は手術跡がありますので、狭窄による出血で手術した事は伝えます。そして通院中も伝えます。医師はあまり突っ込んで聞いてきませんでした。察している様にも感じましたが(笑)
虚偽報告だと問題になるのは怖いですよね💦
だから必要な人には伝えています。
- 職安の窓口難病サポーター
- もし定期検診の医者に突っ込まれたら正直に話します。そして解雇されたくない気持ちを伝えますね、医師の判断に任せてみては?(この経験はありませんが)
自分の体験談になります
会社は入社後、持病が解っても勤務態度が良く、利益を出し、貢献している人材で有れば対応は変わりませんでした...
自分は入社して自分を見てもらう...
とにかく働く場所を確保する事を優先しました。
持病を持っているとそれだけで就活時は不利になります、今現在悩んでいいる方は沢山います、しかし国の制度が追いついていません、難病サポーターも自分の県には一人しかいません
頼る場所や相談相手が限られていて、決まった道が無いのです。
再燃時を恐れて、虚偽報告のラインも解らず、悩んで前に進めない方も多いと思います。
しかし病気になってしまった。❕ 完治が無いのです...
どこのラインまで出来るかはやってみるしか結果が出ません
行動して経験を積み重ね 自分のアピールの技を身に付けるしか無いと思います。
持病には個人差がありますから、先ずは自分の就労態度を見てもらう場所を作る事
再燃したらそこで考えれば良い、そこも決まった結果など無いのだから...
皆さんの就活の成功を心よりお祈りしています😞🙏
ここまでお読み下さりありがとうございました。