クロー病は26年の経験があり、入退院歴も数十回で開腹手術も2回有りますので、ベテランに近いと思います。
うつ病歴は1年と3か月で薬も特定できていません。2つの病気を経験してうつ病に関しては日は浅いですが、現時点での経験と感想を話したいと思います。
2つの病気は繋がりが有ると思います現にメンタルのお医者さんは、持病を持っている患者さんは併発しやすいと言っています。IBDとうつを併発している患者さんもSNSを通して確認できています。
その中でストレスは2つの病気の共通点であり、発病の切っ掛けで重要な原因の1つで有ると思っています。
クロー病再燃による静養
クローン病での再燃の確認は、個人差も有りますが、腹痛、下痢、下血に始まり、微熱、貧血、栄養障害により倦怠感、血液検査による炎症反応値、内視鏡やMRIでの炎症確認検査で主治医により決断されます。
静養にも再燃の内容により、自宅静養、入院、手術と様々ですが、今回は自宅静養に付いて比べてみます。
検査後医師の指示により、静養時期や内容が決められます。薬の追加や増量、食事制限での絶食治療など様々ですが、再燃が始まったらお腹の炎症なので食事制限と身体も安静にします。
それも個人差や炎症範囲の大きさで様々ですが、炎症部に負荷を掛けない為に腸と身体を休める、ベッドで横になると言う事です。
数日間様子を見ます。腹痛や下痢が治まってきたら、徐々に口からの栄養摂取の量を増やし体力の回復を待ちます。
血液検査により炎症反応や栄養障害が無く、日常生活を少しずつこなし、職場復帰の目途を主治医と相談して復職に至ります。
クローン病では完治が有りません、再燃と寛解を繰り返しますので、静養の繰り返しと成りますが復帰の目途も、だいたいの目安が決まっていますので、個人判断での復帰がしやすいです。
クローン病26年もやっていると主治医の意見も有りますが、殆ど個人感覚での調整となっています。
仕事復帰も感覚で行けると思ったら行きます。
うつ病での静養
うつ病歴1年と3か月で今だ薬が合わず副作用や倦怠感で静養中である。
うつ病は完全なる脳の病気だと確信できる。自分は睡眠障害から始まり、5感の殆どに症状が出てドクターストップにて休職となった。
脳が壊れたと感じた、うつ病は脳内分泌ホルモンバランスの崩れから起きるので、症状に合わせて専門医が薬を処方して減少したホルモンの調整をコントロールする治療になる。
うつの静養とは身体が動かず、動かしたくても怠くて動けない状態で何もする気になれず、ひたすら寝ている、食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛・肩こりがする、口が渇く、などの症状が続きます。
「脳(心)のエネルギー」が不足していますので薬が効くまでは殆ど何もできなく寝ていました。
薬により睡眠障害が解消されて、数ヶ月後、症状は薄れてきたが、倦怠感や外出時での違和感は数ヶ月続いた、各病院での問診表もなかなか書けない状態と、症状をきちんと伝える事が出来ないので、メモを作り医者に渡していた。
結局脳のホルモンバランスが整うまでは、静養と言うよりは、動けないので有る。
リハビリも時間がかかっている。うつでの寛解期とは始めとの事でどのくらいの症状で言えるのか分からないが、動ける様に成るも耳鳴りや、口喝や、倦怠感は有り、その状態で動くリハビリを開始する。
違いの結論
クローン病は腸の病気で、炎症の為に安静が必要で、傷口が治まり食事ができる状態にする事を目的に身体を休める。自分の意志により行動をコントロールしながら静養する。
うつ病は脳のホルモンバラスの乱れで、倦怠感で動けず横に成る。薬により脳のホルモン調整次第で動ける様になる。
自分の意志での静養コントロールでは無く動けないが正しい表現だろう。
どちらの病気も個人差が有り、どっちが大変とは言えませんが、自分はうつの症状が初めてで薬での副作用の怖さをうつの治療で感じている。
脳を調整する薬なので、合わないと直ぐにわかる倦怠感と眠気と気持ち悪さで1日全く動けない事も有り合わない薬だと感じた。
今だに調整中だが、思った以上に時間が掛る病気だと実感している。
クローン病の休めると、うつの動けないの違いが静養中でも違うと感じました。
社会復帰の目安の違い
クロー病ではベテランなので慣れましたが、個人感覚と食事が出来て下痢や腹痛などのが落ち着いたら血液検査のデータにより主治医のGoサインが出ます。
うつ病は、自分は今だ副作用と倦怠感と明らかに以前と違う感覚があるので静養と薬の調整をしますが、血液検査や医師のGoサインの目安が分かりません。
全て自分の感覚で復帰するしか無いと思います。
社会復帰の目安が分からない分焦りは(^_^;)有ります。
初体験ですので今後の変化や復帰に付いても、投稿して行こうと思っています。
今回はクロー病とうつの安静の仕方と社会復帰に付いて感じた事をまとめてみました。
『全て個人主幹の感覚での話になります』
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。